●出身高校:愛光高校
●卒業大学:慶應義塾大学医学部
●現職:慶應義塾大学医学部整形外科学 教授
●東予学舎とは…
『多くの仲間と付き合おう』
私は高校を卒業後、慶應大に進学することになりましたが、一人暮らしをすると何をやらかすかわからない息子を心配した母親が東予学舎のことを人づてに聞いて、入舎することになりました。
学舎には4年間在籍させていただきましたが、クラブ活動に精を出していたこともあり、正直いって私は褒められた舎生ではありませんでした。しかしそのような私でも学舎での生活はいまでも忘れ得ぬ思い出であり、振り返ってみて自分の人生にとっても貴重な経験であったと思います。
卒業してからは整形外科医となり痛みや麻痺のある患者の診療を行うようになりました。
「医師は病気を治すのでは無く、患者を治せ」とよく言われます。病気のみにとらわれず、患者やそのご家族のお気持ちや背景を把握した上で、どのような治療がそれらの方々にとってベストであるのかを決めていくわけです。
様々な患者やその御家族のことを理解するには様々な人と付き合った経験がないと困難です。学舎は郷里を同じくすること以外は多様な背景を持った舎生の集まりですので、人との付き合い方を学ぶことができ、多くの人と友人になれる貴重な場所です。医師に限らずどのような職業においても人との付き合いの重要性は同じであると思います。
是非、東予学舎に入舎して仲間との素晴らしい付き合いを体験して下さい。