公益財団法人 東予育英会 東予学舎 東京都調布市にある男子学生寮

東京都調布市にある男子学生寮の紹介です。

2011年舎生旅行会記録(6/18〜19)

今年もまたやってきた。旅行会の季節だ!今回はB級グルメツアーということで、果てさてどこへ行くやら、何を食べるやら。8時前に学舎の前のパールライスの駐車場を出発。往きは東名を使う。
海老名のSAで休憩。有名ということでメロンパンを買った。舎生も買っているが、舎友も大の男がメロンパンをかじっている。ここには金太郎伝説をもじって「マサカリーパン」というカレーパンもある。道は非常にスムースでビンゴものんびりできないうちに富士宮到着。2時間の昼食時間をとる。
まず、浅間神社にお参りだ。


脇の池には富士の湧水。口に含むと柔らかい感じがした。グルメマップをもらって近場のお店に行くとお昼近くではあるがどの店もいっぱい。富士宮の人はお昼は焼きそばしか食べないのかな?
お土産屋に併設の焼そばの看板がある。たづねると12時からオープンとの事。少し早いが「お願い。」というと「いいよ。」との事。庭に入り、屋根がないので軒下にテーブルと椅子を集めて座る。見渡すと30人は座れそうなぼろぼろのいすとテーブルが回りにある。こりゃたまげた!その庭の隅にぼろ小屋があり、そこで昔の乙女が焼きそばを作る。

「早くビール持ってきて!」富士宮の焼きそばの由来というか特徴は、麺が固い。「何〜でか?」明治の時代製糸業が盛んなころ、糸繰りをする女工は仕事終わりに焼きそばを買って寮に持ち帰り食していた。持ち帰っても入れ物(新聞紙か経木か?)にくっつかないよう、またさめても味が落ちないということで、固い麺、いわし、さば、かつおの出汁、豚の背油からラードをとった残りを使い、女工達の喜ぶ焼そばにした。とのうんちくを聞いた。
昼食後はお勉強。桜海老で有名な由比に行く。東海道広重美術館で本物の浮世絵とその工法を学ぶ。宿への途中御殿場高原ビールに寄る。多少雨が降ってきたが、スペアリブでジョッキを一つ。

宿は富士山の裾野の「大野路」というキャンプ場併設の宿。ほろほろ鳥を飼育していたが、食事には出なかった。残念!雨の中の露天風呂もまた一興。しかし宿舎と離れているとは笑えない。常務理事は何とか宴会に間に合ったが、伊藤薫舎友と舎生2人が間に合わず別の場所で食事。





2次会のカラオケには勇んで参加した。


今年も朝食を食べないのが松本浩志舎友、佐伯信治舎友は仕事の都合で宿直行で朝も仕事へ直行。ご苦労様です。

2日目は舎生には待望の富士急ハイランドへ。途中山中湖と忍野八海に寄る。富士急ハイランドへ舎生を降ろし、
昼飯を探して青木ヶ原のほうへ。道の駅は人がいっぱいで、石のミュージアム売店も兼ねている)を見てそこを出る。少し戻り、富士に浮かぶ雲を模したというほうとう屋に入る。「うまかった!多かった!」鳴沢氷穴から富岳風穴まで約30分しっとりと濡れ、鮮やかに緑輝く青木ヶ原樹海を散策した。

舎生と待ち合わせの時間も近く、まず富士急ハイランドで舎生を拾う。中央高速に乗り、うつらうつらしていたが談合坂SAで起こされた。車がいっぱい。今日が1,000円高速の最後の日だ。ノロノロノロと八王子を過ぎると渋滞の終わり、そこからはスイスイスイとパールライス着。午後の8時だった。(檜垣)