公益財団法人 東予育英会 東予学舎 東京都調布市にある男子学生寮

東京都調布市にある男子学生寮の紹介です。

 「国会議事堂の工事費」   11月8日  塩田 智明(61年卒)

  こんにちは。このたびは東予学舎メルマガ創刊号を送付していただきありがとうございました。少しずつでいいですから内容が充実していくといいなと思います。
 さて、私の仕事場からは国会議事堂がよく見えます。みなさんもニュースなどでご覧になることが多いかと思いますが、最近「異変」に気づきませんか?そうです。中央塔の周囲と頂上(尖塔)の部分に足場が組まれているんですよ。工事中というわけです。去る9月3日夕刻、東京都心を激しい雷雨が襲い、あの尖塔にも落雷がありました。雷は近くに避雷針があったにもかかわらず外壁部分を直撃し、御影石の壁面の一部が砕け散ってしまったのです。幸い怪我人はありませんでしたが、破損部分は遠目でも少し注意すれば分かるくらいの被害を受けました。

 で、今はその修復工事をやっているんですが、さて、そこでこういう疑問が起きませんか。「その工事費は衆院参院のどちらが負担するか。」両院の中央に位置する中央塔ですから衆参仲良く折半するんだろうですって?残念ながらハズレです。実は国有財産の管理上からいうと、中央塔の部分は参院が「領有」しているんですね。どういう理由かは知りませんが、そうなっているそうです。ということで、修繕の差配、費用負担は参院の責任で行われているのです。

 内輪の話はそれとして、あの雷は何かの「前兆」なんでしょうか? 工事が終わるのは、年明けになってからということです。(終)